2011年05月30日

疲労爆発・役者は辛いけど魂と命は活きる












先ずは御観覧下さった全ての御客様に御礼申し上げます


誠に有難う御座いました


今回は台風直撃を懸念された天候にも関わらず大変に大勢の御客様が劇場へ足を運んで頂きました事 本当に感謝致します


今回 明治時代を背景にした食を通じての時代人間劇場でありましたが多くの御客様方から共感と良き感想を頂き感謝一杯で頭が下がる思いであります m(__)m

私自身もこれで ようやく肩のチカラを抜く事が出来ます


新年を迎えてから間も無く二冊の台本を頂き 時代劇・瞼の母で主役の番場の忠太郎を演じ 終われば ふきのとおの舞台稽古に全力魂入 私は不器用な人間なので舞台芝居の台本二冊は正直 同時に頭に入らなかったです


番場の忠太郎が終わるまでは ふきのとお での新撰組・斎藤一の台詞は本格的に頭には粘着しなかったです(汗)


毎日 なんだかんだで ず〜〜っと台本が手に持たれ目で台詞を追いかけてきた半年間でありました


で幕を下ろした翌日の今日でありますが 朝から頭がズキズキ痛い しかもムカムカ吐き気 肩はパンパン(汗)


開放されて かなり体が疲労を訴えてました ドカッ ときたって感じでした


しかし 本日はまたまた演じる予定が…


実は本日はヒーロー物のテレビドラマの撮影が静岡の街中で予定に入ってまして 同じ劇団員の山田氏とペアの刑事役で出演 私達二人だけのカットや台詞もあり重要な場面で絶対に穴を空かす事は出来ませんでした (切ない)


劇団の面子 私への責任もあり 撮影スタッフさん並びに俳優さん達に迷惑は絶対に掛けれません


汚い話で申し訳ありませんが 体調リフレッシュの為に朝風呂に浸かりながら ゲーゲー 涙目になりながら嘔吐を繰り返してたのが現状です 首の怪我の後遺症が疲労で攻撃を受けた為でもありますが


いや〜 本当に辛かったです (泣)


撮影場所へ集合するのに少し時間がありましたので 吐き気止め薬 やら ロキソニン やらを服用して 首筋への湿布をベタ貼りして 短時間ですが回復の為に眠る事にしました 一時間 熟睡して目を覚ましたところ先程より悪体調が緩和され楽になりました


これなら大丈夫かも 後は役者根性で何とかなると決意して撮影に向かいました

山田氏と会って 昨夜の舞台公演からまだ12時間も経たないのに再び違う役柄でペアで演じるって (汗)

あはははは〜 (^_^;)


って感じで苦笑してしまいました


撮影も思ったより無事に終了 テストも少なくすみ 本番もストレートに終了


やれやれ メデタシ メデタシ で済みまして本当に良かったです (^_^;)


山田氏 御疲れ様でした


あっ 何の番組かは まだ内緒です 夏からスタートする新番組です 大人の事情もあり放送開始直前までおおやけには今は言えません

でもオンエア直前になりましたら公表したいと思います (^^)


では  


Posted by 歌舞伎 at 21:38Comments(2)

2011年05月26日

日本人よ日本人たるをケガシてないですか ?





















私事で大変恐縮してしまい申し訳ないですが 舞台本番まで残り僅か3日になりました


この時期になると 一度 肩のチカラが抜けてリラックスさせる様に努めてます


そんな最中 ある本を読んでいて共感しつつ 成る程な と思った綴りがありました


近代科学は人間のチカラで自然の在り方を変えていこうとする要素や 人類が便利で快適な生活を送る為には多少自然環境が変わってしまっても良しとする発想をを含んでいる事は紛れもない事実


明治維新の後 西洋の便利な機械を手にした為に次第に自然に感謝する気持ちを失った 同時に万物への感謝 古からの神々への敬意すら薄れさせ あたかも自らがそれらを支配し忘却する事すら文明人として当然だの如くの振舞い正義として強く主張する 文明が万能であり万物すら司取り 古からとか 目に見えない物事を異端であると嘲笑すらする


また祀り事に興味を示しても 全ては自己都合の強い我欲だけの塊に過ぎず
例えるならば 鎌倉に銭洗弁天と云う福の神があるが 現在 そこでは札束や小銭を洗うと何倍にも増える と云われザルに入れた金銭に水をかける人が多く見られる


しかし その行為は本来ならば 金銭に関する事で知らず知らずに犯した罪やケガレを清める事が目的であった 江戸時代以降 現世利益のみを求めて神仏を我欲のみで利用する考え方が蔓延した結果を後年見ても明らかである



私も以前からそれは ずっと思っていた事でしたので この著者の訴えは的を得て心から共感出来ました


それと同時に宮崎駿監督とは 何て凄い哲学を持った人なんだろうと 何故か 宮崎駿監督の顔や作品が頭を過りました となりのトトロ そして核心部を突いた もののけ姫


私 最近 勝手な感じ方で大変悪いのですが リーマンショックから始まり 今回の震災 そしてその後の影響 経済 政治 エネルギー 自然環境 売国主義 過剰な資本主義 色々な問題が意図的に突き付けられ試されてる 下手をすれば人間 いや日本人がザルで洗われて振るい分けされてる気さえします


この舞台公演が終えた後日 もののけ姫 を 今の私の感情と視点で今一度 観直してみようかなと思います

では m(__)m  


Posted by 歌舞伎 at 20:50Comments(0)

2011年05月25日

静岡市葵区上空に気味が悪い地震雲発生中
























本日 5月25日 水曜日 夕方 17時50分現在


静岡市葵区上空に見たことがない気味が悪い地震雲群発生中 ちなみに静岡市上空には自衛隊並びに民間機の飛行機の飛来は皆無であります ジェット音ですら聞いた記憶もありませんので飛行機雲ではない事は明らかであります


何も無ければいいのですが 心配ですね  


Posted by 歌舞伎 at 17:58Comments(0)

2011年05月17日

思い出は走馬灯・生きるは灯火・活きては輝き















私 今回被災地に赴き本当に思いました


人は生きて 活きる場所があり


記憶や思い出は日差し受けたビードロ細工の様にキラキラ眩しく輝いていた方が

全てを失ってしまった時


思い出のチカラが希望や勇気を産む強い願いに変わる と

やはり瞬間や


生きてる時代


活きる時代がある事は


本当に有難い事だと思います


無駄とも思える様な長生きよりも 短くも輝きが凝縮された生涯の方が幸せに思う
  


Posted by 歌舞伎 at 21:53Comments(4)

2011年05月16日

久しぶりのブログ更新になりました (汗)














皆さん 御無沙汰しております (汗)

かなり久しぶりのブログ更新になりましたね

最初に述べておきます
私 実は舞台の役造りや準備段階になると他に気が回らなくなる習性があります

4月29日に出前時代劇場の舞台 瞼の母で主人公である渡世人 番場の忠太郎 を演じました

そして今月末にある静岡市主催の劇団RINの舞台公演 ふきのとう が公演予定されてます 何と2ヶ間の中で違う舞台公演が二回もあり 流石に他には気がまわりませんでした 役造り 2つの稽古 二冊の台本の台詞の暗記 瞼の母では主人公の忠太郎 ふきのとうでは 準主役の新撰組隊士・斎藤一 かなりの役造りとウェイト&プレッシャー (汗)

読書 映画鑑賞 大好きなテレビゲームも 気もそぞろで全くと言っていい程 手が付かなかったです ですから ブログ更新なんて無理無理って雰囲気でした(汗)

せいぜい 劇団のホームページに稽古日誌を時々に書くのが精一杯でした

しかし舞台公演の宣伝もしなくては いけませんし役者の義務です で本日は宣伝も兼ねて更新した次第であります

私 何時も思いますが 演劇活動し役者として芝居造りをしてますと一年間がマッハの如く物凄い速さで過ぎ去ってしまいます !!

特に今年前半は 震災 原発 日本中が右往左往の大変な出来事もあり 私生活も ひどく左右されて色々な事が重なり大変でした 精神的 肉体的 ケガの後遺症 演劇芝居 仕事 両親の事 家族の事 勿論 命 が有り生きて活かされてる事には感謝しております 被災地の人達から比べたら私等は… 。

今でこそ言えますがほんの数日間ではありましたが被災地へボランティア活動にも参加させてもらいました 神戸の時も行きましたが今回は その体験の時の想像すら遥かに越えてました 言葉にはならないのが正直な気持ちです


問題は山積みされてますが日本も沈んたままの雰囲気では何も生まず始まりません 日本を日本らしく復興し取り戻す事が使命であります


私は芝居で舞台を通じて人に希望や夢や笑顔を与え続け人を育てゆきたいと思います


それが 私の出来る事


さて私の事はここまで また後日にのんびりブログを更新しますので皆様 宜しく御願い致します


劇団舞台公演案内

第9回 静岡市文化祭

主催 静岡市

企画・運営 静岡市文化振輿財団 静岡市文化協会

主管 静岡市演劇協会

劇団RIN・47回公演

一膳飯夢屋繁盛記

「 ふきのとう 」

食べることは生きること 食に命を吹き込んだ もう一つの明治維新

5月29日 日曜日

静岡市民文化会館中ホール
昼夜二回公演

昼 開場15時 開演15時半

夜 開場18時 開演18時半

チケット 一般前売り 1300円 当日 1500円

高校生以下・前売り 800円 当日 1000円

ですが私 歌舞伎の知り合い もしくは歌舞伎のブログを見てと当日受付窓口に告知して頂ければ 一般1000円 学生600円 で観覧出来る様に致しますので皆様 是非 御観覧 心より御待ちしております

幕末から明治へ 時代が混迷し移り変わる中 逞しくも 人として心大事にする人達が確かにそこにいた

日本とは 日本人とは 心とは 人情と風情織り成す人間時代劇 元新撰組隊士 芸者 スリ 落語家 政府役人 会津藩主 板前 ヤクザ 様々な立場の人達がドラマを綴り成します

私の役柄は 元新撰組隊士 ・斎藤一 であります


明日の昼間は静岡市内でテレビドラマのロケがあり撮影に参加してきます また報告ブログ綴りたいと思います


そして 劇団RIN ホームページにも下記から直接アクセス出来ますので宜しく御願い致します

http://www.google.co.jp/gwt/x?q=%E5%8A%87%E5%9B%A3%EF%BC%B2%EF%BC%A9%EF%BC%AE&ei=AVpbTKjmH4TS6APqyMsc&ved=0CAUQFjAA&output=xhtml1_0&hl=ja&source=m&rd=1&guid=on&u=http://www15.ocn.ne.jp/~gekirin9/
  


Posted by 歌舞伎 at 21:45Comments(0)